対面座位という体位を知っているでしょうか。
実は、この体位が支持されるようになったのは、ごく最近のことです。
女性が、性やセックスに対してオープンな発言をできるようになった現代だからこそ、対面座位という体位が巷で有名になったのではないでしょうか。そのくらい、対面座位は女子に大人気!


女子に大人気な対面座位だからこそ、男性は積極的にしてほしい体位なのです。対面座位は気持ちよくない…と思っているのなら、気持ちいい対面座位ができるようにコツを覚えるべき!
今回は、対面座位が女子に人気な理由を解明し、理由から導き出される「気持ちいい対面座位のやり方」をご紹介します。お互いに気持ちいいと思えるセックスができれば、二人の仲も深まるでしょう。
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対面座位は女子が好きな体位。密着感がすごいからやるべき。
Woman exciteで紹介されていた、座位に対する女性の意見がこちらです。
「彼はスポーツをするので、鍛えられたカラダをしています。マッチョに近いですね。私は、そんな彼のカラダがすごく好きで、普段からよく触っています。ずっとくっつきたいぐらい。なので、エッチは、密着できる対面座位が好きです」(ユウコ、30歳)
この意見からわかるように、対面座位が好きな理由は好きな人と密着できるからなのですね。
女子が対面座位を好きな理由
- 密着できる
- キスがしやすい
- 愛を感じる
つまり、女子にとっては精神的な満足に振り切った体位と言えますね。ということは、好きな人とするセックス限定の話になっている気がしませんか?
これは、対面座位のメリットとは、好きな人とのセックスでなければデメリットになる場合があるということ。
対面座位がデメリットに…
- 風俗嬢と客
- ワンナイトの相手
- 割り切り関係
風俗嬢がセックスで対面座位をするのは、客側の男性が望んだときです。もちろんプロなので、ちゃんと応えてくれるでしょう。
しかし、本心では顔が近づくのを嫌がっている可能性も…。良客として嬢に気に入られたいなら、嬢の顔色をしっかり伺うことが大切です。
また、セックスの相手がワンナイトガールだったり割り切りのセフレの関係だったりすると、対面座位のセックスがどう思われるかはわかりません。

結合部の快感だけを求めている女性の場合は、精神的な満足が快感につながるわけではないということです。
今回は、お互い好き合っている関係での「対面座位」に特化して考えていきましょう。対面座位が好きな女の子には、精神的な満足以外にも快感を与えてあげたいと思いますよね。
また、女の子にそこまで恋愛感情がない状態であっても、セックスが甘々だったら落とせる可能性もあります。嫌われてはいないな…という関係なら、気持ちいい対面座位のやり方を覚えて、虜にしちゃいましょう!
そもそも対面座位をするのってどんなとき?
体位の種類はたくさんあります。王道なのは正常位やバックですよね。
その中でも対面座位を選んでセックスするのは、どんなときでしょうか。
対面座位をする理由
- 騎乗位から正常位にシフトチェンジするとき
- ベッドやソファに座った状態で始めるセックスのとき
- カーセックス
- ベッド上でも、一番最初の挿入が対面座位になることも
騎乗位から正常位に変えるとき、多くの場合は対面座位が通過点になります。騎乗位が疲れてしまった女の子のために、男性側が身体を起こせば対面座位になるのです。
また、ソファなどで座ったままセックスを始めるのなら、対面座位が向いていますよね。車でのセックスでは対面座位になりがちなことからわかるように、対面座位とは、広いスペースがなくてもできる体位ということ。
対面座位ができない理由
- ロフトなどで天井が低いとき
- 野外セックスなどで座るスペースがないとき
最近の住宅では、ベッドスペースがロフトになっていることも多いです。天井の高いロフトならいいですが、車の天井よりも低いロフトもあります。
対面座位でセックスをすると、どうしても座っている男性より女性の頭の位置が高くなるので、女の子が天井に頭をぶつけてしまうかも。

極端な話、ベッドじゃなくても座れる場所さえあれば対面座位が可能です。
ちょっと背徳的なシチュエーションですが、会社内のオフィスチェアや、ネットカフェなんかでも対面座位ならセックス可能ということ。

対面座位マニュアル|女子が気持ち良いと感じるには愛撫がポイント
それでは、彼女など両思いの女の子とセックスするときに、ぜひやってほしい対面座位のやり方をご紹介します!
まずは、対面座位でできることをピックアップ。気持ちいい対面座位にするには、両手と唇をしっかり使うことが大事です。
対面座位で刺激できる性感帯
- 唇・耳・首筋などの顔まわり
- おっぱい・乳首
- 背中
- 脇腹
- クリトリス
- アナル
対面座位では、足先以外のどの部分も触ることができます。その上、顔まわりからおっぱいまでは、舌で刺激をしやすいのも最大のメリット。
舌で愛撫する場所
- 唇(キス)
- 耳まわり
- 首筋
- おっぱい・乳首
何よりもキスをたくさんするのがおすすめです。
対面座位以外のセックス体位では、なかなかキスをすることができません。正常位であっても、キスをしながら腰を動かすのは体幹が必要なので疲れてしまいやすいですよね。
対面座位なら、特に疲れることなくたくさんキスができます。これが、対面座位が女子に支持される最大の理由です。
また、耳や首などを舐めると、女子は「愛でられている」という意識が高まります。積極的に顔まわりを舌で刺激してあげましょう。
NGな顔まわりの愛撫
- 化粧をしている顔(頬など)を舐める
- 化粧に気を使っている女子なら、メイク顔を触るのもNG!
- 耳の中に舌を入れる
愛でようと意識すると、このようなNG愛撫をやりがちです。お化粧している顔を崩すようなことはしないようにしましょう。

また、耳舐めのやり方にも注意。耳の中に舌を入れられると、気持ちいいのではなく不快になることが多いです。
耳舐めの概念は耳まわりだということを覚えておきましょう。
基本的な対面座位の愛撫がわかったら、今度は実際のセックス手順のコツをマスターしましょう!
対面座位のやり方
- セックス序盤でやる
- 前戯のつもりでやる
- コツは動いてもらうこと
対面座位のやり方1|セックス序盤でやる
対面座位では、男性が激しく動くようなやり方ができません。相手の女子が相当な手練れ、もしくは男性が相当な早漏である場合を除いて、射精することはできないでしょう。
なので、セックスの序盤で対面座位をすることをおすすめします。
セックス序盤で騎乗位
- 精神的に満足させてあげれば、その後は自由にさせてもらいやすい
- 女子の感度を徐々に上げていく作用がある
- 射精欲に直結しにくいので、セックスが長時間できる

女性の身体は、男性よりも快感を感じにくいです。特に、局部の快感の盛り上がり方は、精神的な要素が大半を占めます。
つまり、対面座位で精神的な満足をさせることによって、身体の興奮度も上げることができるということ。
そして、「愛されている」という気持ちいい感情で満たされた女子は、そのあとにちょっと強引なセックスのやり方をしたとしても、受け止めてくれる可能性が爆上がりするのです。
対面座位のやり方2|前戯のつもりでする
対面座位では射精できない…と思っている男性は、「対面座位は前戯だ」と思った方がいいです。
そもそも、前戯とは女性の感度を上げるため、そして挿入準備を整わせるための行為ですよね。もちろん、対面座位で挿入するまでにそれなりの前戯もしたはず。前戯の意味が違うじゃん! と思うでしょう。

ポイント
- 対面座位でちんこに対して優しい感度を与える
- 女子の膣内を自分のちんこの形に馴染ませる
- 愛液をたくさん分泌させて気持ちいい膣内をつくる
これは、すべて男の感度に還元されるのです。
言い換えれば、手マンやクンニなどの前戯を十分にするのが面倒なとき、対面座位でペニスに感度を与えつつおっぱいを刺激するタイプの前戯をしてもいいのです。
いくら対面座位では動きづらいと言っても、挿入感があるだけで多少の快感は生まれるはずです。手マンやクンニに疲れてしまったら、対面座位を前戯に置き換えるのがおすすめ。
対面座位のやり方3|コツは動いてもらうこと!
ここまで、対面座位は女子のための体位だと説明してきましたが、男性だって充分に気持ちいいセックスにすることが可能です。
男性が動きやすい対面座位
- ベッドの縁でする
- ソファでする
- 椅子でする
つまり、足が床についた状態で対面座位をすれば、比較的うまく動けます。
逆に、ベッドや床にあぐらをかいたような状態で座り、対面座位セックスをすると、ほとんど動けないでしょう。

それでも動きたいなら…
- 腕力に自信があるなら、腰を抑えて上下する
- 座っている場所のクッション性を利用して、下からバウンドさせる
ただ、対面座位で気持ちいいと思える女子の動き方は、上下に腰を動かしてもらうのではなく、腰を斜め下にこすりながら突いてもらうイメージなのです。

恋人関係であれば「動いて」と伝えるのもアリです。相手の女子が自分から腰を動かせるように、羞恥心を払拭してあげるような、性への解放が必要ですね。
女子の性を解放させるコツ
- 身体に快感を覚えさせる
- 焦らしプレイで性欲の本能を自覚させる
- 愛情あるセックスを重ねて、セックスが恥ずかしいものではないとわかってもらう
腰を上手に動かせないようなタイプの女子は、彼氏が育ててあげるといいですね。

こんな対面座位は嫌だ…女子から嫌われるNGな対面座位3つ
理想的な対面座位をたくさんご紹介した中に、NGなやり方も含まれていましたよね。対面座位でセックスするにあたり、避けて欲しいシチュエーションはほかにもたくさんあります。
そもそも、対面座位とは「愛を確認できる」という理由から、女子からの支持が厚いのでしたね。
冷める対面座位とは
- 愛がない関係なのに無駄にイチャイチャする(キモがられる)
- 対面座位をしているのに愛を感じない
- 下手・苦痛な対面座位
セックスのやり方一つで、急に嫌われることなんてザラにあります。
せっかくのセックス相手を失くしてしまわないように、嫌われないセックスをすることが大事ですよね。
NGな対面座位
- 風俗で対面座位
- 床で対面座位
- ドライな対面座位
NGな対面座位1|風俗で対面座位
冒頭でも少し説明しましたが、風俗嬢は対面座位が嫌いです。もちろん、経験のある風俗嬢なら腰の動かし方や感度の与え方は熟知しているので、下手ではないでしょう。
けれど、対面座位はできればしたくない体位と思われていることが多いです。
風俗嬢が嫌いな理由
- 顔が近い
- キスをされる
- 化粧が落ちる可能性が高い
風俗嬢と客の関係は、お金で成り立っています。客の中でも多少の好き嫌いはあるでしょうが、基本的にはビジネスライクです。
当然、キスをするのも仕事のため。これまでキスをしてきた客の中には、口臭がきつい男だったり、口の味の相性が悪い男もいたでしょう。そのような経験から、キス自体を避けたいと思っている嬢が圧倒的に多いです。

また、一緒にホテルに泊まったりする関係の女子と違い、風俗嬢は一度セックスした後にもほかの男のところへ行くでしょう。その都度、多少の化粧直しはするかもしれませんが、大幅な化粧直しは時間とコストがかかります。
対面座位では頭を撫でられたり、頬を撫でられたり舐められたりするので、髪型や化粧直しの手間がかかるのが嫌なのです。
以上のポイントをすべて回避した場合、対面座位をするメリットはほとんどありませんよね。
もちろん、風俗嬢に嫌われても関係なく、対面座位がしたい! と思うのであれば、しちゃいましょう。お金を払っているので、相応のサービスをしてもらう権利はあります。

NGな対面座位2|床で対面座位
対面座位が下手になりがちな理由の一つに、場所問題があります。特に、布団やマットなど何も敷いていない硬いフローリングの上で対面座位をすると、だいたい上手くいきません。
床での対面座位はNG
- 男は臀部が痛い
- 女子はくるぶしやひざが痛い
- クッション性がないのでうまく動けない
- 身体と地面の接地点が少ないので安定しない
すごく薄い敷布団でも同様のことが言えます。また、アームレスト付きのオフィスチェアやワンシーターのソファも、女性が足を置くスペースがないので、うまくいかないでしょう。この場合は、背面座位がおすすめです。
セックスをする場所によって、見合った体位があるのです。
NGな対面座位3|ドライな対面座位
せっかく対面座位でセックスしているのに、キスもハグもないものだったら、気持ちいいと思えるポイントは結合部だけ。
女性が腰を振っているのを見て楽しむ、というカップルならアリですが…なかなかそんなカップルはいませんし、それなら騎乗位をしますよね。
対面座位のメリットは、お互いの愛を確認できるところにあります。対面座位でセックスしているのに、愛撫をしないのは女子にとって寂しいはず。
ドライな対面座位とは
- キス・ハグ・愛撫をしない
- ただ腰を突き上げて、快感だけ求める
いくら対面座位が好きな女性でも、このやり方をされてしまったら「嫌われてるのか?」と思ってしまうでしょう。
特に、セックス中のキスの回数は、愛の指標とされてしまうことがありますから、要注意ですね。

愛が実感できないセックスを続けていると、振られてしまう可能性が高いですよ。
対面座位のコツを覚えて継続したセフレ関係→恋人へ
好き合っているカップルにおすすめしたいのが、対面座位です。お互いの親密度も上がりますし、セックスの満足度も上がるでしょう。
また、これからもっと親密になりたい…と思っている女子に対して対面座位をしてみるのもおすすめ。
対面座位のやり方を基準に、セフレ→恋人に昇格できるか判断するコツはこちら。
- 女子からキスをしてくれるか観察
- たくさんハグをしてくれるか観察
- 対面座位が好きかどうか見極める
顔を近づけるのが嫌そうだったり、対面座位をやめようとする女子なら、まだ気持ちがあなたに向いていないでしょう。けれど、受け入れてくれる女子なら、一気に攻め込むといいですよ。
セックスをきっかけに男性のことを好きになる女性はたくさんいます。甘々で満足感のあるセックスをしてくれるなら、さらにその確率が上がります。

対面座位のやり方とコツを覚えていれば、急にワンナイトセックスすることになっても、女子を悦ばせることができるはず。何より、彼女を満足させることができる体位なので、絶対に覚えておくべきですね。